イベント

EVENT開催日:2025.10.11~25.11.30

京友禅 きものの美 -大正・昭和初期を中心に-

近年、外国人観光客の中でも我が国の伝統・文化の鑑賞や体験の希望者が増加しており、我々は日本の歴史の影響力や文化の重要性を再認識することになりました。
また本年は「大阪・関西万博」及び、第6回目となる「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催年であり、世界各国から訪日客の増加が期待されます。
そこで今回は、日本の誇る「きもの」、なかでもとりわけ精彩を放つ京友禅を取り上げます。きものは海外でも「kimono」として広く知られており、日本人の技術力の高さと美意識を、存分に内外に発信できるものと考えます。
本展では、時代の勢いとともに豪奢なきものが華開いた大正から昭和初期の京友禅の名品を展観いたします。染織部門で初の人間国宝(重要無形文化財保持者)となった染匠田畑家、三代 田畑喜八氏。氏の下絵・デザインを、染匠として支えた実弟の伊可田屋 初代 田畑伊三郎氏。両氏がともに創り上げた数々のきものの名品を、当館所蔵の同時代のきものとあわせてご紹介いたします。


会期
令和7年10月11日(土)~ 11月30日(日)
午前9時30分~午後4時30分
※会期中、一部資料の展示替えを行います
会場
丸亀市立資料館 1階企画展示室
主催
丸亀市立資料館
休館日
月曜日 ※ただし10月20日(月)はキッズウィークのため開館
入場料
無料
関連行事
ギャラリートーク
本展の見どころや制作にまつわるエピソードなどを織り交ぜてご案内します。
日時:令和7年11月9日(日)午後1時30分から1時間程度
会場:1階企画展示室
講師:伊可田屋 田畑裕紀子氏
連絡先
丸亀市立資料館
電話 (0877)22‐5366
shiryokan@city.marugame.lg.jp